パスからちょうど画面の半分の大きさのBitmap画像を返すメソッド

public static Bitmap getBitmapFromPath(Context context, String path) {
	//強制的にGC
	System.gc();
	
	//pathをURI変換
	File image_file = new File(path);
    final Uri image_uri = Uri.fromFile(image_file);
    Uri uri2 = fileUri2contentUri(context, image_uri);
    
    int deg = 0;
    
	Bitmap imageBitmap = null;
	Bitmap rotatedBitmap = null;
	try {
		ContentResolver contentResolver = context.getContentResolver();
		InputStream inputStream;
		BitmapFactory.Options imageOptions;

		// メモリ上に画像を読み込まず、画像サイズ情報のみを取得する
		inputStream = contentResolver.openInputStream(uri2);
		imageOptions = new BitmapFactory.Options();
		imageOptions.inJustDecodeBounds = true;
		BitmapFactory.decodeStream(inputStream, null, imageOptions);
		inputStream.close();
		
    	//画面サイズの取得
    	WindowManager wm = (WindowManager) context.getSystemService(Context.WINDOW_SERVICE);
    	Display display = wm.getDefaultDisplay();
    	int view_width = (int)(display.getWidth() / 2);
    	int view_height = (int)(display.getHeight() / 2);

		//画像を縮小して読み込む
		inputStream = contentResolver.openInputStream(uri2);
		
	    // 画像の元サイズ  
	    final int height = imageOptions.outHeight;  
	    final int width = imageOptions.outWidth;  
	    int inSampleSize = 1;  
	  
	    if (height > view_height || width > view_width) {  
	        if (width > height) {  
	            inSampleSize = Math.round((float)height / (float)view_height);  
	        } else {  
	            inSampleSize = Math.round((float)width / (float)view_width);  
	        }  
	    }      		
		
		imageOptions = new BitmapFactory.Options();
		imageOptions.inSampleSize = inSampleSize;
		imageBitmap = BitmapFactory.decodeStream(inputStream, null, imageOptions);
		
		//画像を回転させる
		deg = GetImageOrientation(context, uri2);
		Matrix mat = new Matrix();
		mat.postRotate( deg );
		int sw = imageBitmap.getWidth();
		int sh = imageBitmap.getHeight();
		rotatedBitmap = Bitmap.createBitmap( imageBitmap, 0, 0, sw, sh, mat, true);
		
		//inputStream.close();
	} catch (Exception e) {
		System.out.println("e:" + e);
	}
	
	imageBitmap = null;    	
	
	return rotatedBitmap;
}

fileUri2contentUri()メソッドについてはこちら
GetImageOrientation()メソッドについてはこちら

TextViewやImageViewなど、設置されているViewのサイズを取得したいとき

画面全体とかじゃなく、TextViewやImageViewなど、一部の要素の大きさを取得します。

onCreate()の中で取得しちゃうと0になってしまいます。

 

これだとwidth=0になる

@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
	super.onCreate(savedInstanceState);
	setContentView(R.layout.lo_main);

	Button icon_bt = (Button)findViewById(R.id.icon_bt);
	int width = icon_bt.getWidth();
}

ただしく取得するにはこっちで

@Override  
public void onWindowFocusChanged(boolean hasFocus) {  
	super.onWindowFocusChanged(hasFocus);  

	Button icon_bt = (Button)findViewById(R.id.icon_bt);
	int width = icon_bt.getWidth();
}	

ただ、このonWindowFocusChanged()はライフサイクル的には

onPause()

onCreate()

onStart()

onResume()

onWindowFocusChanged()

onStop()

の順番に呼ばれるので、Viewのサイズによって動的に処理を変更する場合は注意が必要です。

曜日を取得するメソッド

//曜日
Calendar c=Calendar.getInstance();
int num = c.get(Calendar.DAY_OF_WEEK);
String youbi = getYoubiText(this, num);

// 数値から曜日を返すメソッド1:日曜-7:土曜
public static String getYoubiText(Context context, int num) {
	String weekday = null;
	Resources res = context.getResources();
	switch (num) {
	case 1:
		weekday = res.getString(R.string.youbi_1);
		break;
	case 2:
		weekday = res.getString(R.string.youbi_2);
		break;
	case 3:
		weekday = res.getString(R.string.youbi_3);
		break;
	case 4:
		weekday = res.getString(R.string.youbi_4);
		break;
	case 5:
		weekday = res.getString(R.string.youbi_5);
		break;
	case 6:
		weekday = res.getString(R.string.youbi_6);
		break;
	case 7:
		weekday = res.getString(R.string.youbi_7);
		break;
	}
	return weekday;
}

[string.xml]

<string name="youbi_1">日</string>
<string name="youbi_2">月</string>
<string name="youbi_3">火</string>
<string name="youbi_4">水</string>
<string name="youbi_5">木</string>
<string name="youbi_6">金</string>
<string name="youbi_7">土</string>

恋愛ゲーム『白衣のオレ様っ?!』プロローグシナリオ完全版 目次

2013年10月末日、とあるソーシャルアプリがサービス停止となりました。 
 


120803h00プラスアール、病院が舞台の恋愛ゲーム『白衣のオレ様っ?!』を「GREE」でリリース | Social Game Info

このゲームは企画・開発・シナリオを担当した思い出深い作品となりました。 
残念ながら、現在このプロジェクトが今後別の展開をするという予定は全くありません。 
ゲームとしては、質の高いグラフィックとまとまったシナリオで、そこそこ良作だったのではないかと思っています。 
このまま自然消滅して、忘れ去られていくなんて、それだとあまりにももったいない……! 
なので、ここでシナリオのオープニング部分を公開してしまいます! 
全部俺が書いたシーンだし、初回登録の無料でプレイできる範囲だから問題ないよね……? (もし記事が削除されたら、『そういうことだった』と察してください><) 
 
ソーシャルゲーという枠で配信していたため、カットする部分が多く、またスクリプトも全て自分で組んだわけではないので、どうしても自分が意図した演出にならなかったのが悔しかった思い出があります。 
もしいつか、こういうジャンルの開発に関わることがあったら、そういう面を改善できたらいいなあ。 
 
青木佐奈_私服ちなみの俺のお気に入りのキャラは佐奈ちゃん!

 
 

目次

その1

その2・ハルト

その3・悠

その4・龍之介

恋愛ゲーム『白衣のオレ様っ?!』プロローグシナリオ完全版 その4・龍之介

その後、院長室を出たわたしは研修の準備をすることにした。

研修初日、まだ勤務時間が始まってすらいないのに……。

なんだか色々なことがありすぎて目が回っちゃいそう。

そう考えながら、更衣室に戻ろうと廊下の角を曲がったとき。

(ドンッ!!)

いきなり目の前が真っ暗になったかと思うと同時に、誰かにぶつかった。

凛「きゃっ! ……す、すいません」

見上げると、白衣の男性が目の前に立っていた。

???「…………」

柔らかい表情を浮かべた、細見で色白な風貌が印象的だ。

ただ、どことなく掴みどころのない雰囲気がある。

不思議な空気をまとっている人だった。

すこし乱れたその呼吸のせいで、なんだか急いでいるようにも見える。

白衣を着ているということは、お医者さんなのかな?

でも、鼻頭をこの人の胸元にぶつけたときに感じた匂いは、今の自分にはとても身近なものだった。

その香りは、今まさに自分自身からも漂っているもの。

それは、新品の衣服の香りだった。

真新しい白衣のその人は、ひょうひょうとした表情を浮かべながらわたしを見つめていた。

???「……ナイスタイミング!」

その人は、指をはじきながら呟いた。

凛「え?」

そのとき、廊下の先から聞き覚えのある声がした。

ナカムラ「龍之介くん! どこザマスか~! はやく出てくるザマス~!」

凛「この声は……ナカムラ婦長?」

???「やべっ!」

ナカムラ婦長の声を聞いた途端、突然焦りだす男の人。

見通しの良い廊下から身を隠すように、近くの部屋に入ろうとする。

ナカムラ「龍之介く~ん! 龍之介く~ん!!」

わたしがその様子を眺めていると、男の人は立ち止まって、腕を掴んできた。

凛「ふぇっ!?」

急の出来事に驚いて声をあげると、男の人は

???「シーッ!」

イタズラっぽくウィンクしながら、口に人差し指をあてた。

そして、ぐっと腕を引っ張り、わたしの身体ごと部屋の中に入った。

抵抗するスキすら与えない、一瞬の出来事だった。

(ブラックアウト)

薄暗い室内。扉一枚隔てた廊下からは、ナカムラ婦長の声が小さく響いてくる。

凛「ちょ、ちょっと! いきなりなんですか!」

???「シーィってば! ちょっと声出さないでくれよ!」

慌ててわたしの口をおさえてくる。

凛「ングッ!?」

???「すこしだけ! すこしだけボクに協力して!」

凛「…………」

いくら白衣を着ているからって、見ず知らずの男の人に暗がりに連れ込まれている状況だ。

しかも、声を出そうにも、口をしっかりと押さえられている体勢。

自分でも、もうすこし危機感を持つべきなんじゃないかと思ったけど……。

???「バレませんよーに……」

男の人は祈るように扉の方を向いて、小声でつぶやいた。

根拠はないけれど、その表情からは危険な意思を感じなかった。

どこか天真爛漫というか、無邪気な笑顔をしているんだ。

わたしが声を上げないことに気付いたのか、男の人はそっと口から手を離した。

ナカムラ「この辺りに来たはずザマス……。龍之介く~ん、どこにいるザマスか~!?」

???「やべっ……! すぐそこまで来てるよ……」

ナカムラ婦長の声が扉のすぐ向こうから聞こえてきた。男の人も、より一層緊迫した表情を見せる。

凛「……ナカムラ婦長から逃げているんですか?」

我慢できなくなって思わず聞いてみた。

???「わっ、バ、バカっ……! 声を出すなよ……!」

ナカムラ「ンンン~~~!?!? この部屋から物音が聞こえたザマス!!」

(ガラガラッ!!)

???「うわ~~~~っ……!!」

わたしの声を聞いたナカムラ婦長が、隠れている部屋の扉を勢いよく開けて入ってきた。

男の人はわたしを引っ張りながら、部屋の隅、入り口から死角になるスペースに飛び込んだ。

2人がギリギリ収まるくらいの、壁と機材のスペース。抱き着いているのと変わらないくらい密着する。

凛「!?!?!?!」

???「(頼む……! すこしだけガマンしてくれ……!)」

男の人は、本当に小さな声で言うが、当のわたしは完全にパニック状態。

凛「~~ッッッ!?!」

???「(……ええい、仕方ない!)」

そして、目の前が真っ暗になる。

同時に、口が何かにふさがれて息を吐き出すことができなくなった。

あれ、これって……さっき手で口をふさがれたときと感触が違う……。

さっきより、もっと暖かくて柔らかい……優しい感触……。

無意識のうちに閉じていた目を、ゆっくりと開いてみた。

……って、これ。

なんでわたし、キスしてんの。

あまりにも不可解なこの状況に、一周まわって逆に冷静になる。

ナカムラ「……ふむ、誰もいないザンスね。気のせいだったザマスか」

ナカムラ「他の場所を探すザンス!」

(ガラガラッ)

わたしたちを発見できなかったナカムラ婦長が、勢いよく部屋から出ていった。

男の人がゆっくりと唇を離した。

???「……ふぅ、なんとかしのい――」

凛「なんてことしてくれてんですかッッッ!!!」

???「ぎゃあ、まだ騒ぐなっ!」

(ぶちゅううう!!)

即座にまた唇を唇でふさがれる。

またキス! キスされた!! 2回もされた!!

口づけしたまま、男の人はドアの外の様子をうかがっている。

ナカムラ婦長が戻ってくる様子は……ない。

男の人は今度こそ唇を離し、すぐにパッと手でわたしの口をおさえた。

???「いいか、手を離すけど騒がないでくれよ。頼むから」

凛「…………」

騒ぐたびにキスされたら、それこそたまったもんじゃない。承諾するしかないようだ。

わたしはコクリ、とうなずいた。

???「…………」

半信半疑なのか、恐る恐るわたしの口をおさえていた手を離していく。

男の人が完全に手を下ろすのを待って、切り出した。

凛「……ひどいことするのね」

???「う……。す、すまないことをしたっていうのは、ボクも思っているよ」

凛「見ず知らずの女を突然暗がりに連れ込んで、無理やりキスするなんて……」

???「い、いや、そんな風に言われるとなんだか鬼畜な男みたいじゃないか」

凛「事実をそのまま言っているだけだけど」

???「は、はい、スイマセン」

さっきまでのひょうひょうとした態度とは裏腹に、一気にしゅんとする。

思っていたより素直な人なのかもしれない。

少なくとも本気で悪いと思っているのは確かなようだ。

凛「……とにかく、あなたの名前を教えて」

???「え、このタイミングで自己紹介?」

凛「だって……」

いくらなりゆきとはいえ、キスをしてしまった相手なんだ。

見ず知らずの人にキスされたとあっては、なんだか貞操を汚された感じがしてイヤだ。

ただの後付けのつじつま合わせだけど、自己紹介をして知り合いになっておかないと、乙女のプライドが許さない。

と、言おうと思ったけど、気恥ずかしくなったので言うのをやめた。

???「いま自己紹介しなくても大丈夫だよ」

凛「どういうこと?」

???「だって、ほら、見てよ。ボクたちの格好をさ」

そう言って、互いの服装を順番に指さす。

???「キミは、ナースさん。そして、ボクは医者」

???「またすぐに巡り会えるよ。自己紹介は、そのときにしよう」

???「こんな、なし崩し的な出会い方じゃなくて、ちゃんとした出会いを、やり直そう」

凛「え……」

???「それに、ほら、もうすぐ9時だ」

壁にかかっていた時計に目をやると、まさしくあと数分で9時になろうかというところだった。

???「9時から業務開始。ボクらはそろそろ戻らないといけない」

???「ボクが恵さんから逃げていたのも、9時までの間だけさ」

恵さん……たしか、ナカムラ婦長の下の名前がそんな感じだった。

???「恵さんが、9時の始業開始までの間、院内を案内してくれるって言って聞かなかったんだよ」

???「始業までの貴重な時間を、あんな人に奪われなくないよね」

そうか、だからこの人、あんなに必死にナカムラ婦長から逃げていたのか。

???「まあでも、恵さんから逃げてたおかげで、良い体験ができた」

???「……キミとも出会えたしね」

凛「……こっちは散々だけど」

???「キスのこと? もちろん、それもボクにとっては最高の体験さ」

はにかみながら、言い放つ男の人。

そんな良い笑顔をされたら、こっちは怒るに怒れなくなっちゃうよ。

???「じゃ、またね」

凛「あ、う、うん」

わたしの返事を聞いていたのかそうでないのか、その人はそう言って部屋から出ていった。

あっという間に辺りは静寂に包まれる。

……風のように、つかみどころのない人だった。

凛「……わたしも行かなくちゃ」

部屋の出入り口に向かって歩く。

うーん……。

たしかに……たしかにキスをされたのはビックリしたけど。

キスをされたということ自体には、そこまで怒りはないかも。

見た目と性格は……そこまで嫌いなタイプじゃないし。

いや、正直に言おう。見た目と性格はわりと好みのタイプだ。だから、キスされたのもそんなにイヤじゃなかった、うん。

だけど、わたしが怒ったのは……。

キスの最中、あの人がナカムラ婦長のことばかり気にして、ぜんぜん集中していなかったからだ。

こういうシチュエーションって珍しいから、強引に唇を奪われるという状況に、不覚にもときめいてしまったんだ。

……なんだか悔しい。

凛「はっ、いけない」

こんなことを考えているヒマなんてなかったんだ。

もう9時。すぐにナースステーションに向かわなきゃ。

ナカムラ「戻ってきたザンスね」

直前に佐奈と合流して、2人でナースステーションに入る。

そこではナカムラ婦長が待ち構えていた。

ナカムラ「業務開始前に、2人に紹介したい人がいるザンス」

佐奈「紹介したい人?」

ナカムラ「そうザンス」

そう言ってナカムラ婦長は隣に立っていた男性を前に進ませた。

凛「……あ」

ナカムラ「龍之介くんザマス」

???「どうも、『初めまして』」

吉良「吉良龍之介です、よろしくな!」

その人は、ひょうひょうとした笑顔を浮かべながら……。

わたしの腕を強引にとって、握手をしてきた。

それが、わたしと吉良くんの出会いだった。

Top